はじめに ― 倉中るなの「絵画作品」に注目してみる
俳優・モデルとしてテレビや雑誌で活躍している倉中るなさん。最近は、その多才さから 「絵を描くアーティスト」としても注目を集めています。
特に人気番組「プレバト‼」で見せる圧倒的密度の作品で彼女のことを知った人もいるのではないでしょうか。
本記事では、倉中るなさんの絵画作品にフォーカスし、作品の特徴やテーマ、代表作、 展覧会情報などをまとめてご紹介します。ファンの方はもちろん、「初めて名前を知った」という方にも、 彼女の新たな一面が伝わる内容を目指しました。
【出演告知】
— 倉中 るな | RUNAKURANAKA (@runa_kuranaka) November 11, 2025
11月13日（木）放送『プレバト!!2時間スペシャル 』に出演させていただきます！🎀
なんと今回は、「プレバト×サンリオ」のコラボ企画♡
人生初の“消しゴムハンコ”に挑戦します!!… pic.twitter.com/rpU80TRKRo
プロフィール
- 本名／旧芸名：松井るな として活動していた時期あり。
- 生年月日：1997年3月1日
- 出身地：愛知県
- 身長：168cm
- 趣味・特技：散歩・美術館巡り／デザイン・イラスト
- 学歴
- 高校：名古屋市立工芸高等学校 デザイン科
- 大学：名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科
- 職業／活動：俳優・モデル・アーティスト（絵画制作、個展、ホスピタルアート活動）
倉中るなのプレバト!!作品集 ― 女優・アーティストとしての才能が開花
俳優・モデルとして活躍中の倉中るなさんは、TBS系の人気番組 「プレバト!!」で披露した水彩画作品でも大きな注目を集めました。 彼女の絵画には、デザインの基礎に裏打ちされた確かな技術と、 柔らかい感性が共存しています。ここでは、番組で発表された代表的な作品を紹介します。
作品①：「昼の東京大神宮」 ― 聖域の光を描いた水彩画
2023年12月放送「プレバト!!」で披露された『昼の東京大神宮』。
水彩と土を混ぜた独自の絵具で、神聖な空気感を丁寧に表現した話題作。
2023年12月21日放送回で発表された倉中るなさんの代表作。 東京都千代田区の東京大神宮を題材に、36時間かけて描き上げた水彩画です。 「神社という神聖な場所なので、一つとして雑に描いてはいけない」と語るように、 細部に至るまで丁寧に仕上げられた作品です。
土の部分には実際の土をすりつぶして絵具に混ぜるという独自のこだわりが作品に命を吹き込んでいます。 講師陣からも「構図・明暗・素材感のすべてが高水準」と絶賛され、 満点30点で特待生に昇格しました。
作品②：「真実はこの空に」 ― 澄んだ空に込めた想い
倉中るなさんの「真実はこの空に」。青空と光が織りなす透明感が印象的。
「真実はこの空に」は、 彼女の「空を通して真実を見つめたい」というテーマが感じられる一枚。 映画『名探偵コナン』の舞台としても知られる長野・野辺山宇宙エリアをイメージした風景画です。
この昨品で番組では4ランクアップを達成しました。
空の青から白へのグラデーションが美しく、 光と影のバランスが見る者の心を穏やかにしてくれます。 彼女が得意とする“透明感のある明暗表現”が際立った作品です。
作品③：「未来へ架かる街路」 ― 都市に希望を描く筆致
横浜の街並みをモチーフにした「未来へ架かる街路」。柔らかな光の中に都市の息づかいが感じられる。
「未来へ架かる街路」は、 横浜の街並みをテーマにした水彩作品です。 「街が未来へと続いていくように描きたかった」と語るように、 遠近法を活かした構図と、淡い光が希望を感じさせます。
残念ながらこの作品で昇格はならなかったですが、とても倉中さんらしい作品といえます。
作品群から見える倉中るなの世界観
プレバト!!で披露された作品はいずれも、静けさと情緒が溶け合う独特の空気感を持っています。 彼女は技術的にも評価が高く、水彩の滲みや透けを巧みに操りながら、 「心が休まる風景」を描き出しています。
倉中るなさんにとって絵は「自分の中の世界を形にする行為」。 俳優としての観察眼と、デザイナーとしての構成力が融合した、 まさに「感性の交差点」といえる表現が魅力です。彼女の描く世界には、誰もが忘れがちな“静かな時間”が流れています。 今後の新作や展示にも、ぜひ注目していきたいですね。倉中るなさんは、俳優・モデルとして活動する一方で、絵画制作・個展開催・ライブペイント・ホスピタルアートなど、 アーティストとしての活動も精力的に行っています。
俳優・モデルという「表舞台」に立つ仕事と、絵を描くという「内面と向き合う」仕事。その両方を行うことで、 感性の幅がさらに広がっているように感じられます。
ホスピタルアートへの取り組み
特に印象的なのが、医療・介護施設などに絵画作品を届けるホスピタルアート活動（病院・医療・介護施設などでアートを活用する活動）です。 「絵を通じて、少しでも心が安らぐ時間を届けたい」という思いが、作品そのものの優しさや色使いにも表れています。
「絵をただ描いて発表する」だけでなく、“誰かのために／誰かと一緒に”という形でもアートを活かしたいという思いが彼女の背景にあるようです。
自分だけではなく周りといっしょに作品をつくるなんてステキですね！
代表作品「海月（くらげ）」に見る世界観
倉中るなさんの代表作のひとつに挙げられるのが、「海月（くらげ）」という作品です。 タイトル通り、海を漂うくらげと月が印象的に描かれています。
「海月」は、アクリルやゴーシュ、クレヨンなどを用いたミクストメディア作品で、 画面には独特の質感と奥行きが生まれています。柔らかく重ねられた色彩は、夜の海の静けさと、月の光のやさしさを感じさせます。
海の上を行き交う波、静かに見守る月、そしてゆらめくくらげ――。 それらは「神々に護られて穏やかに過ごす人々」や、「安寧への祈り」といったイメージと重なります。
忙しい日常のなかで作品と向き合うと、心がすっと静まっていくような、不思議な安心感を与えてくれる一枚です。
なんとこの絵画、このサイトから買うことができるんですね！（2025年現在）
まとめ ― 倉中るなの絵画作品は「静かな物語」
いかがだったでしょうか？
今回は倉中るなさんの絵画作品に焦点を当ててみました。
俳優・モデルとしての姿しか知らなかった方も、絵画作品を通して倉中るなさんの もう一つの表現世界に触れることで、きっと新しい魅力を発見できるはずです。
今後の個展や新作発表にも注目しながら、倉中るなさんのアート活動を一緒に追いかけていきましょう。
コメント